万霊司中国の冥界図鑑
人物の巻 · NO. 035

泰山王

泰山王

古い山の名を受け継ぐ、第七殿の王。

第七殿 · 十王仏教と民間信仰

第七殿の役割

泰山王は、本図鑑の十王の順序では七番目に当たります。勧善書では熱と苦しみの地獄を担当し、臼や石磨ですりつぶす場面に結びつくこともあります。罪業や小地獄の細部は版によって異なり、その時代の道徳的な言葉を反映しています。

同じ山の名でも別の神

泰山は早くから死者の世界と結ばれてきた山です。しかし十王の泰山王と、泰山府君とも呼ばれる東岳大帝は区別する必要があります。十王の体系は古い名や信仰を引き継ぎながら組み替えたもので、同じ山の名前だけで神格や序列の一致は証明できません。両方の項目を読むと、中国の山岳信仰と仏教的な追善の伝統が交わりつつも、完全には同じにならなかったことが分かります。寺廟や文学も、その結びつきをそれぞれ違う形で表しています。

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