山川の巻 · NO. 021
孽鏡台
孽镜台
隠した行いも、一生の姿も鏡に映る。
善悪を映す鏡民間の勧善文学
隠せない行いの証拠
孽鏡台の鏡は、生前に人目を避けてしたことまで映し出すとされます。『玉暦宝鈔』の第一殿では、悪行が善行を上回る魂を高台の鏡に向かわせ、その後の裁きへ送ります。誰にも知られなくても行為の結果は消えない、という道徳的な警告を目に見える場面にしています。
鏡にも文献上の来歴がある
仏教の業鏡や道教の鬼神を映す鏡は広い背景になりますが、孽鏡台という名や細かな配置は、特定の勧善書の記述と結びつけて読む必要があります。もっと早い原型や成立年代は別途の検討事項です。豊都の展示、語り物、現代の物語は鏡の姿や能力をさらに広げました。すべての前世を再生する装置などは創作上の発展であり、古い資料全体に共通する機能とは限りません。本図鑑は場面の親しみやすさと文献の区別を両立させます。
万霊に出会ったら、次はあなたの物語。
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