機関の巻 · NO. 050
舂臼地獄
舂臼地狱
古い臼のそばの一粒が、食を支える労を語る。
第十二則 · 五穀と労働中国民間の十八地獄通俗表
農具から場景を知る
第十二の臼は穀物を入れる器で、杵を上下させて搗く。回して挽く石磨とは異なる。挿絵は空の石臼、木杵、穀物、遠い小吏で構成し、施刑を描かない。日用品の用途を知ると、冥界の絵への変形が理解しやすい。
穀物を惜しむ物語
五穀を粗末にしたり農人の苦労を軽んじたりする行為と結ぶ説がある一方、悪口などを加える異本もある。衣食への感謝を説く物語を、貧困や病、食事に困難がある人への非難に変えてはならない。
固定した経文の組合せではない
宗教美術にも舂磨の景物はあるが、舂臼という俗名、第十二の順序、特定行為との配当が、全仏典に共通する制度なのではない。十八の数を保つために石磨と合併したり別名を補ったりすることもしない。
三つの動き
舂臼は上下の反復、石圧は重さ、石磨は循環を強調する。農業社会の経験が宗教図像へ入る様子を、異なる動きから読み取れる。版本を示さない罪罰表を覚えるより、その区別が理解を助ける。
万霊に出会ったら、次はあなたの物語。
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