機関の巻 · NO. 054
火山地獄
火山地狱
丹い山と雲の炎が、報いの比喩を形にする。
第十六則 · 火熱と破壊中国民間の十八地獄通俗表
山のように広がる火
第十六の火山は、山岳と火熱を組み合わせた広い場景である。宗教民俗の意匠であり、現代地理学の火山地形と同じとは限らない。挿絵は赤い岩、金の雲、閉じた山口で熱を示し、人物の負傷を描かない。
行為の配当は一定しない
通俗表は放火、傷害、貪り、他者を損なって利を取る行為などを挙げるが、詳細は一致しない。明確な本文なしに唯一の担当罪名を断定せず、古い物語へ現代の行政・会計用語をそのまま入れることも避ける。
火が同じでも別の場所
火坑、火海、火城、熱柱など、関連する景物は多い。しかし火山を、炎があるというだけで八熱の特定獄へ同定できない。第十六という順序も十六人目の冥王を示すものではない。
冷熱と大小を比べる
氷山地獄は寒さとの対照、銅柱地獄は一つの器物へ熱を集める表現を示す。絵師や語り手が地形と日用品を使い分ける様子を読むもので、統一された地下の工事図ではない。
万霊に出会ったら、次はあなたの物語。
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